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2019.09.12

知多半島案内 Vol.49『日本の日本六古窯 常滑焼』


 

知多半島案内 Vol.49『日本の日本六古窯 常滑焼』

みなさんこんにちは!知多半島の情報誌『EDIT知多半島』のライター田村です。今回も知多半島へお越しの際にぜひ知っていて欲しい情報をお伝えいたします。

 

知多半島の中でも全国的に有名な地名やの中でもまだ記憶に新しいのは、2017年春、日本遺産に日本六古窯(にほんろっこよう)の産地の1箇所として選ばれた常滑です。本認定を受ける前から常滑焼の名は日本で広く知られていたましたが、本認定を受け、さらなる広がりを感じさせます。ということで、今回は地元視点から常滑焼についてご紹介したいと思います。

 

 

日本六古窯とは?/h1>

定義について、公式ホームページから引用させていただくと
”「日本六古窯(にほんろっこよう)」は、古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称です”(六古窯について”https://sixancientkilns.jp/about/“より)
ということです。常滑は、中世からという途方も無い年月を経てもなお、今でも変わらずに焼き物をつくり続けている全国でも珍しい、そして世界からも注目されている地域となっています。それほどまでに焼き物を生産しつづけてきたのは、様々な要因があります。

 

 

常滑の土は焼き物にしやすい土

現在でも常滑焼といえば、急須や瓶などの赤みがかった色を思い浮かべるう人が多いかと思います。この常滑焼特有の色をだしているのが朱泥土などです。常滑焼特有の土とされており、なめらかな手触りが特徴と言えます。まだ手にとったことがないという人がいれば、ぜひ手に取りその表面を擦ってみて下さい。特に職人が仕上げる商品が数多く並ぶ常滑市内の店頭では、様々な形のものが手にとってみていただくことが出来ます。

 

 

常滑は巨大な焼物が得意だった?

常滑焼きの特徴の1つとして、大型の壺や甕(かめ)などを生産していたということがあります。その中には公共事業などで使われた土管なども含まれています。今では急須や茶碗などろくろを使って作られたものが多くありますが、実はそれらが生産されるようになったのは江戸時代の終わり頃から。なぜ常滑が大きいものを得意としていたのかと言うと、大物を輸送できる立地の良さがあったのです。土があり、窯があり、職人がいて、そして港が近くて大きな船が様々な地域へ出荷するのに都合が良かったということがあります。本ブログでも何度か登場していますが、知多半島がいかに交通の利便性というメリットを活かしてきた半島であるかよくわかっていただけると思います。常滑焼も様々な時代を経てここまで続いている理由の1つに、「交通」というキーワードがあるのです。ちなみに、戦争時代には戦闘機の燃料を保存する「呂号甕」なるものもありました。ちょっと調べると、常滑焼きの歴史の深さに驚きますよ。

 

 

常滑焼とお茶

常滑は急須の生産地でありながら、残念ながらお茶は生産していません。知多半島内へと範囲を広げても、お茶の生産地とよべる場所はなく、残念ながら知多半島のお茶を常滑の急須で飲むといった楽しみ方は難しい状況です。しかし急須の魅力を体感するには、お茶を飲んで見ることが一番です。ご自分の普段飲んでいるお茶が、一番「急須の力」を感じられると思います。普段飲んでいるお茶を、常滑焼の急須を使って、できれば常滑焼の湯呑を使って飲んでみて下さい。土に含まれる成分が、お茶の味に変化をもたらします。百聞は一見にしかず、ですよ。

 

 

日間賀島でも常滑焼を体験

日間賀観光ホテルでは、常滑焼の魅力を体験していただくことが可能です。急須やおちょこなど、その魅力を活かしたおもてなしに取り組んでおります。おみやげコーナーにも常滑焼のまねきねこなど、地域の魅力が伝えられる商品等がございますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。宿泊していない方でも、おみやげコーナーを覗くことができるので、気軽に立ち寄れます。

 

 

最後に、本ブログのお知らせ

最後となりますが、本ブログの更新を今回を持ちましてしばらく休憩させていただくこととなりました。知多半島の様々な情報をお届けしてまいりましたが、少しでも皆様の知多半島の興味へのきっかけになったのなら幸いです。今後も引き知多半島を愉しんでいただきたいと思います。

 

 

 
 

今まで楽しんで頂けましたでしょうか?またお会いしましょう!

 

本企画『知多半島案内』については、こちらをチェック!

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