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2019.03.28

知多半島案内 Vol.25 『普通とは違う卵? デイリーファームの安全安心な卵』


 

知多半島案内 Vol.25『普通とは違う卵? デイリーファームの安全安心な卵』

みなさんこんにちは!知多半島の情報誌『EDIT知多半島』のライター田村です。今回も知多半島へ来るならぜひ知っていて欲しい情報をお伝えいたします。

 

日本には多くの生産者がいて、それぞれの考えや想いをもってみなさんの口に入る食べ物を育てています。例えば、ひとくちに卵と言っても、育てている人が大切にしていることはそれぞれ違っていて、出来上がった卵も違うものになっているはずです。しかし、多くの人たちにとって卵は「ひとつ」です。あなたが「卵」を食べたいと思えば、スーパーでもコンビニでもあるいはホームセンターでだって、皆さんの想像する「卵」は購入することができます。多くの消費者にとって、例えばブランドが違うなどで同じ卵でないと知りつつも、その違いに注目して購入する人は少ないのかもしれません。唯一誰もが気にしている違いといえば「価格の違い」でしょうか。そこで、今回はその価格ではない「違い」について、お話ししたいと思います。

 

 デイリーファームの安全安心とは?

知多半島は養鶏農家も数多く存在し、それぞれがこだわりをもって卵を生産しています。その中でも常滑市にあるデイリーファームでは、安全安心にこだわり生産しています。そう教えてくれるのは獣医師でもある市田真新(いちたますみ)代表。「鶏の健康が、卵という商品の安全につながるんです」と、卵の安全安心を語るうえで一番重要であるのは鶏が健康な状態で、安全安心なものを食べて育っていることが重要だと話してくださいました。鶏が食べる原料にはトウモロコシ・大豆・海藻など、天然の原料を配合した独自の「純植物性飼料」を使用しており、 主原料であるトウモロコシ・大豆はNON-GMO(非遺伝子組換え)を使用するという徹底ぶり。そういったコストの掛かる餌は、結果として商品の価格に影響してしまいますが、みんなが口にするものだからこそ妥協せず、安全安心が大切だと感じているのだそう。

 

デイリーファームの想いを語っていただいた市田真新代表

デイリーファームの想いを語っていただいた市田真新代表

 

鶏の野鳥からの影響が無いよう、 施設内の快適な環境で育てている

鶏の野鳥からの影響が無いよう、
施設内の快適な環境で育てている

 

地域で循環する「米たまご」

デイリーファームの取り組みとして安全安心に力を入れていることはお分かり頂けたと思いますが、さらにこだわりを感じるのが「あいちの米たまご」。これはもともと自然に起きている「循環」を利用して、地域の活性化までも応援しようという商品なのです。方法としては、愛知県にある田んぼで鶏が食べる飼料米を育て、それを餌の中に入れます。するとその餌を食べて鶏は糞をしますよね。その糞を堆肥として飼料米を育てるのに利用するのです。そうして地域の中で自然の循環が起きることで、餌の生産者の顔が見える安心感も得られ、さらには社会的な問題になっている放置されっぱなしの農地を有効に活用することできます。そういった地域をまるごと循環させて生まれたのが、「あいち米たまご」です。

 

知多半島で育てられた飼料米を買い取り、 農家との共存を目指している

知多半島で育てられた飼料米を買い取り、
農家との共存を目指している

 

食の循環で、地域も循環する

食の循環で、地域も循環する

 

社名にもメッセージが!

市田さんの考えは様々な商品づくりに表れていますが、社名にもそんな想いを表れています。「デイリーファームのデイリーの意味は、毎日って意味なんです。毎日仕事があることって、つまり幸せということなんです。だって、毎日仕事があるってことは、他人から必要とされている証拠ですよ。人間、誰かに必要とされている時が一番幸せだと思うんです」。そんなデイリーファームの卵は多くのファンに支えられ、今ではデイリーファームの卵をつかったスイーツが食べられる「ココテラス」や、卵のおいしさを伝える農家キッチン「レシピヲ」などもオープンし、大盛況となっています。

 

たまごの生産者が直接届ける、 たまごのおいしさを味わえるココテラス

たまごの生産者が直接届ける、
たまごのおいしさを味わえるココテラス

 

ココテラスの周辺でも、 地域の農家との連携を感じることができます

ココテラスから見える
知多半島の農場と伊勢湾

 

日間賀島の名物「たこまんじゅう」はデイリーファームの卵

日間賀観光ホテルに宿泊するとお茶請けとして準備されているものの中に「たこまんじゅう」があります。愛くるしくて小豆たっぷりの甘いたこまんじゅうは、老若男女問わず人気の商品です。実はこのお菓子をつくるのに、デイリーファームの卵が使われています。誰もが食べるものだからこそ、安全安心の卵はうれしいですね。

 

知多半島のお土産にもピッタリ

デイリーファームが気になった方は、ぜひ常滑市の直営店舗である「ココテラス」や「レシピヲ」に立ち寄ってみてください。プリンやカステラはお土産に、卵かけご飯やオムライスなんかは卵の味の違いを体験できると思います。

デイリーファーム公式ウェブサイト

ココテラスの丘(ココテラスやレシピヲの情報はこちら)

 

たまごを楽しむことに特化した、 ココテラスのスイーツ

たまごを楽しめるココテラスのスイーツは、
おみやげにぴったり

 

以上、知多半島の情報誌『EDIT知多半島』の田村がお送りしました。

 

次回の記事もお楽しみに!

 

本企画『知多半島案内』については、こちらをチェック!

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