宿泊予約
  • お電話でのお問い合わせはこちら。0569-68-2211
  • 交通案内
  • メニュー メニュー

ホテルだより

ホーム > ホテルだより > ホテルだより詳細

2019.03.07

知多半島案内 Vol.19 『知多半島のブランド牛 知多牛®一頭買い 黒牛の里』


知多半島案内 Vol.19 『知多半島のブランド牛 知多牛®一頭買い 黒牛の里』

みなさんこんにちは!知多半島の情報誌『EDIT知多半島』のライター田村です。今回も知多半島へ来るならぜひ知っていて欲しい情報をお伝えいたします。

知多半島は「食半島」と言い切る自慢のひとつに「知多牛」は欠かせません。今回は半田市にある「Farm Restaurant 黒牛の里」のご紹介を通して、知多半島で育つ「知多牛」をお伝えしたいと思います。

赤みにしっかりとさしと呼ばれる脂が入ったお肉は、全国のブランド牛と遜色ありません。それどころか、知多牛の実力はすでに業界では高く評価されており、様々なコンクールでの受賞歴もあるほどです。ちなみに、知多半島のアピタにある精肉店などでも取り扱いされており、気軽に試すことも可能です。

大雑把に言うと、牛には牛乳を出す乳牛と、食べて美味しい肉牛がいます。乳牛は牛乳のパッケージにも登場する白と黒の斑点が特徴的なホルスタイン種、肉牛と言えば日本が誇る黒毛和種が有名ですね。例えば神戸牛、松阪牛、飛騨牛など、誰もが知っているような有名ブランド牛のほどんどは黒毛和種。しかし、知多牛は乳牛と肉牛の交雑種のF1と呼ばれる種類です。

ホルスタイン種と黒毛和種のハイブリット!

ホルスタイン種と黒毛和種のハイブリット!

どうして知多牛が地域の誇るブランド牛なっていったのか。それには深いわけがあります。

知多牛のルーツは古く、明治時代まで遡ります。当時、滋養と健康に良いと考えられた牛乳を飲もうと乳牛を育てだしたことがすべての始まりと言われています。しかし、乳牛から乳を絞るには子供を生ませる必要があります。当時は牛乳を作るというのが目的で、現在ほど牛肉を食べる文化がなかったこともあり生まれてくる子牛を活用しようとまではしていませんでした。しかし、時代は過ぎ、日本人も牛肉を食べるようになり、せっかくだから美味しい牛肉を作ろうと試行錯誤した結果誕生したのが知多牛です。

知多半島の文化を語る上で外せない知多牛。知多半島の豊かな自然の中で丁寧に育てられ、和牛に近い肉質ながら独特の味わいを持つ知多牛は、まさに特別な牛肉です。そんな知多牛をまるまる1頭買いし、その旨さを余すことなく伝えていることで有名なのが「黒牛の里」です。半田市に3店舗構え、知多牛を様々な調理法で楽しむことができます。その中でも「Farm Restaurant 黒牛の里」では、知多牛を活かしたハンバーグやビーフシチューなどが楽しめます。「知多牛はフレッシュな状態が一番うまい」と言い切る取締役の市野さんは、生産地で食べるライブ感を楽しんでほしいと、様々な取り組みを通して知多牛を発信している知多牛の伝統師的な存在です。

農村風景に溶け込む Farm Restaurant 黒牛の里の外観

農村風景に溶け込む
Farm Restaurant 黒牛の里の外観

一番人気のハンバーグ ソースは3種類から選べます

一番人気のハンバーグ
ソースは3種類から選べます

熱く語る市野さん

取締役の市野さん

他にはヨーグルトもオススメ。飲むヨーグルトは、コップいっぱいでお腹が膨れてしまいそうになるほどこってり濃厚。牛乳本来の素材の味を活かした自家製で、他のレストランでは味わえない逸品です。

自家製のヨーグルトもオススメです

自家製のヨーグルトもオススメです

ちなみに「Farm Restaurant 黒牛の里」では、新鮮な知多牛を買って帰ることも可能です。数に限りはありますので、事前にお問い合わせするとよいでしょう。知多半島に来たら、ぜひ知多牛を味わって、知多半島の歴史を感じてみてくださいね。

知多半島のお土産に新鮮な知多牛はいかが?

知多半島のお土産に新鮮な知多牛はいかが?

以上、知多半島の情報誌『EDIT知多半島』の田村がお送りしました。

次回の記事もお楽しみに!

本企画『知多半島案内』については、こちらをチェック!

閉じる
このページの先頭へ