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2019.02.25

知多半島案内 Vol.16 『陶都常滑の酒蔵 澤田酒造の蔵開き』



知多半島案内 Vol.16 『陶都常滑の酒蔵 澤田酒造の蔵開き』

みなさんこんにちは!知多半島の情報誌『EDIT知多半島』のライター田村です。今回も知多半島来るならぜひ知っていてほしい情報をお伝えいたします。

唐突ですがみなさん、お酒は好きですか?日間賀観光ホテルでも、様々な知多半島のお酒を扱っています。その中でも、今回は毎年この時期にイベントを開催している酒蔵さんを紹介したいと思います。

知多半島は古くから醸造が盛んに行われており、今でも6つの蔵で日本酒が製造されています。その中でも幕末から創業し、およそ170年の歴史を誇るのが澤田酒造株式会社です。清酒白老といったほうがピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。そんな澤田酒造では、毎年2月最終の土日に酒蔵開放を行っています。今年の酒の出来を真っ先に試すことができる、貴重な2日間となっています。

年々遠方からいらっしゃる方も増えており、混雑しますのでそのつもりで準備が必要です。例えば駐車場が50台分ほど準備されますが、道は片側通行ですのでオープン直後は特に混雑します。蔵開放ならば試飲をしたい方が多いのは当然で、常滑駅から出発する無料のシャトルバスも沢山の人が利用します。とにかく賑わいますし、皆さんお酒も入るので時間と気持ちにゆとりを持って向かいましょう。

オープン前の長蛇の列

オープン前の長蛇の列

当日は入場料500円で、なんと「ぐい呑み」か「白老のお酒300ml」がお土産でもらえてしまう太っ腹。ちなみに、毎年ぐい呑みは常滑焼作家が制作する貴重なものです。お酒ばかりでなく、地域との関わりを深く感じられるお土産ですね。数に限りもあるのですが、個人的にはぐい呑みをおすすめしたいです。

蔵開きの案内図

蔵開きの案内図

入り口でお土産を受け取ってから、蔵の中をぐるっと見学できるコースがあります。案内に従って、普段は入れない白老の裏側をじっくりと見学することができます。蔵の中を巡っていると、日本酒の蔵独特の匂いがして特別な雰囲気を楽しむことができます。そして白老の特徴である原料の米や水についても学ぶことができます。

酒米を蒸すための木製のこしき

酒米を蒸すための木製のこしき

蔵内には大きなタンクが たくさん立ち並ぶ

蔵内には大きなタンクが
たくさん立ち並ぶ

入り口でお土産としてもらえる 歴代のぐい呑み

入り口でお土産としてもらえる
歴代のぐい呑み

見学スペースを抜けると 新酒の試飲コーナー

見学スペースを抜けると
新酒の試飲コーナー

特に注目したいのが、仕込水のお話です。蔵の内部へ続く手前に、あるのは井戸。昔は水が貴重な資源だった知多半島において、白老は2kmほど離れた新水谷という地域の伏流水を自家水道として引き、使用していました。そして、その水を今でも変わらず使い続けているのです。その水のおかげで、白老の味がうまれているのですね。まさに、ここでしか出せぬ味というわけです。一番賑わっているのはもちろん試飲コーナーですが、そのそばにはお酒とは限らず地域に関わる様々なブースがあります。この酒蔵開放は、白老の酒と地域の様々な魅力が一堂に会するイベントなのです。

いろいろ試して お気に入りのお酒を見つけよう

いろいろ試して
お気に入りのお酒を見つけよう

もう一つ見逃せないのが、酒蔵弁当です。これは事前予約制かつ先着順の貴重なお弁当で、知る人ぞ知るこだわりのお弁当となっています。地元の食材を使ったお寿司「知多前寿司」は、知多半島の食材の美味しさや文化の魅力を詰め込んだお寿司となっています。ちなみに一緒に粕汁も楽しめ、そのお椀は常滑焼でお土産としてお持ち帰りも可能となっています。2月の月末に知多半島にいらっしゃる際には、ぜひイベント情報をチェックしてみてください。

予約が殺到する、酒蔵弁当「知多前寿司」

予約が殺到する、酒蔵弁当「知多前寿司」

たくさんの人で賑わう古場公民館

たくさんの人が「知多前寿司」を食べ賑わう古場公民館

白老のこだわりの酒は日間賀観光ホテルでも提供しています。ご興味のある方は、ぜひホテルスタッフまでお声がけくださいね。

 

以上、知多半島の情報誌『EDIT知多半島』の田村がお送りしました。

次回の記事もお楽しみに!

本企画『知多半島案内』については、こちらをチェック!

 

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